カルシウムとビタミンDだけを摂っても古い骨の補強になるだけ。
健康食品では骨粗鬆症の予防のためにカルシウムやビタミンDをとろうと書いていますが、その考えは古い!現在の整形外科の薬は違います。カルシウムやビタミンDを摂っても古い骨の表面が上塗りされるだけです。ビルの建築と同じで古い骨を破骨細胞によって吸収させてから骨芽細胞によって新しい骨を造ることが大事です。そのためには最近の骨粗鬆症の治療では破骨細胞採の働きを弱め、骨芽細胞の働きを助ける薬が主流です。解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
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