テニス肘には野球のピッチング動作の最後が効く。
肘を伸ばした時の上腕骨の軸と橈骨の軸のなす角度をキャリイング角としいます。つまり、肘を伸ばした時に「く」の字に大きく曲がる肘はキャリイング角が大きいです。トルコでの調査では平均キャリイング角は、外側上顆炎(テニス肘)グループでは 13.8 ± 3.7、肘に痛みのないグループでは 15.9 ± 3.6 で、外側上顆炎群の方が明白に低かったです 。上腕骨の軸と橈骨の軸のなす角度をキャリイング角は投球動作の最後のボールが手から離れる手首を下に下げる(つまりスナップを効かせる)瞬間に最も大きくなります。すなわち、テニス肘の患者さんはボールの代わりに濡れタオルなどを使って投球動作をしてみれば、ストレッチ効果で肘の痛みが改善されることが多いです。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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