ヒップアップは変形性膝関節症の治療になる。
歩いている時に片脚に全体重が乗った時には膝は外側に押し出される力が働きます。膝が外側に押し出される力によって膝の軟骨が擦れ、炎症が起こるのが変形性膝関節症の痛みの原因の一つです。膝が外側に押し出される力を弱めるためには股関節を外側に開く筋力を鍛えることです。つまり股関節を外側に開く力は防波堤の役割をしてくれます。
Xie先生達は80名の変形性膝関節症の患者さんを大腿四頭筋と股関節外転筋の筋トレを行う実験グループと大腿四頭筋の筋トレだけを行う対照グループに分けました。具体的には、実験グループの人は自宅で1日2回、大腿四頭筋と股関節外転筋を鍛える4つの筋トレを対照グループの参加者は大腿四頭筋を強化する2つの筋トレを行ってもらいました。その結果、筋12週後、つまり筋トレを止めた6週後には実験グループでは対照グループに比べて明白に症状が改善していました。このように変形性膝関節症に対しては膝を伸ばす大腿四頭筋だけではなく、股関節を外に開く外転筋も同時に鍛えることが重要であることがわかりました。
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