ランニングやジャンプの繰り返しによって起きやすい膝蓋下脂肪体炎。
ランニングやジャンプの繰り返しによる膝への過度な負荷(オーバーユース)が主な原因で起こるのが膝蓋下脂肪体炎です。膝のお皿(膝蓋骨)のすぐ下にある脂肪のクッション「膝蓋下脂肪体」が、炎症を起こして痛みが出る状態です。膝を伸ばし切った時に「ピン」と走るような痛みが出るのが特徴です。高畑先生達の調査ではスポーツが原因と考えられる膝蓋下脂肪体炎15症例の中で特徴的だったのはホファズ徴候でした。ホファズ徴候とは膝蓋腱の両側(膝蓋骨のすぐ下)にある脂肪体に親指で圧力をかけたまま膝をゆっくりと完全に伸ばした時に激しい痛みあることです。膝蓋下脂肪体炎は初期ならば炎症を和らげる注射で治ります。整形外科を受診して下さい
テニスではクロスステップやサイドステップなどで膝を少し曲げながら体重を移動させることが多いです。この膝を少し曲げた状態では大腿骨が膝のお皿つまり膝蓋骨を押さえつける力が高まり、膝蓋大腿関節の軟骨がすり減りやすくなります。田渕先生達は40歳以上の整形外科クリニックを訪れたテニス愛好会のテニスによる障害を調査したところ、他のスポーツでは少ない膝蓋大腿関節症が多かったです。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
| 前の記事へ | TOPヘ | 次の記事へ |
