入学金が高い医学部卒や若くして医師会役員という経歴はお薦めできない医師が多い。
私の父は医師でなかったため、私立医大である関西医科大学に入学してまず感じた阻害感は親や親戚同士の医師としてつながりを持った学生があまりにも多いことでした。特に入学金の高い私立大学を入学している学生はすべてではないですが、何代にもわたって医師の家系や親類も全員医師という家庭環境が多いので高いお金を払っても医師になる必要がある場合が多いです。だから医師以外の生活をあまり知らないことが多いので、そんな人が医者になっても医者以外の日常生活に関わる相談にのることは困難だと僕は思います。同じような理由で若くして医師会の役員をしている医師は一般的に世襲で役員になることが多い。特に地方や住宅地では何代にもわたって地元に定着している医師は「〇〇先生の坊っちゃんか？お父さんとは◯十年前から友達だから医師会の役員になって下さい」ということが多く、医師以外との交流が殆どないので、他業種の人への指導が困難な場合が多いと僕は思いので受診をお薦めできません。解説：江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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