受け止め方を変えてストレスをなくす認知行動療法が一部の腰痛に有効。
鬱は腰痛を悪化させます。鬱病の治療法の一つに認知行動療法があります。どんな時に鬱になるのか、その時に考え方を変えるカウセリング法です。例えば、仕事の納期に間に合わず、上司に謝りのメールと入れたが、上司から返事が来ないという出来事があったとします。その時に「上司は怒っているから返事をくれないのだ」と認知するのではなく「上司がメールを確認していないだけだ」と認知するようにカウンセリングで指導すれば、落ち込む必要がありません。また後で怒られたとしても「あなただってメールの返事が遅かったではないか」と心の中で言い返せば良いのです。長引く腰痛の方は認知行動療法を試してみる価値があると思います。解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
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