女性競技の出場資格に総テストステロン値が利用されようとしている
社会における多様性を尊重し、全ての人が自分らしく生きられる社会を目指すための言葉としてレズビアン (Lesbian)、ゲイ (Gay)、バイセクシュアル (Bisexual)、トランスジェンダー (Transgender)、クィア (Queer) またはクエスチョニング (Questioning)の頭文字をとったLGBTQ+の重要性が強調されています。しかし、しかし、心は女性でも男性の肉体の人が女性競技に参加すれば、優勝できます。松田先生達は11歳から18歳までの男子1524名,女子705名の競技選手について総テストステロン値を計測しました。その結果、女子では144ng/dLを超えるものはいませんでした。このため、女性競技の出場資格に総テストステロン値が144ng/dL以下とするのが妥当だと考えられます。
男性更年期障害の原因はテストステロンの減少。男性ホルモンの一種であるテストステロンの働きと減少した時に現れる症状は、骨では骨密度維持しているので減少すると骨粗鬆症が起こり、筋肉では耐久性を保つ働きがあるので、減少すると疲れやすくなり、脳では意欲・性欲保つ働きがあるので、減少すると意欲や性欲が減退してきます。性腺では勃起や精子を造る働きがあるので減少するとインポテンツや精液減少による射精感の欠如が起きてきます。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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