安易な気持ちでタトゥーを入れるとMRIができず、いきなり関節鏡になる場合がある。
伊藤先生はMRI検査を行うと入れ墨をしているとやけど(加熱)のリスクがあることをMRI装置に入ったときの人体の状態を使って証明しています。整形外科の領域ではスポーツなどの外傷で前十字靭帯損傷を手術的に治すか装具で様子を見るかにはMRIでまず検査します。しかし、たとえ手首に小さなタトゥーを入れているだけでもMRI検査は行わない施設が多いです。したがって、いきなり関節鏡という皮膚を切って内視鏡を挿入する手術を兼ねた検査を行わなければならない場合があります。だから、僕は若い人に安易な気持ちでタトゥーを入れるのは止めてほしいと思います。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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