ドラエもんに出てくる空き地のような自由に遊べる環境が数十年前より減少し、外遊びの時間が減っり、和式トイレなどしゃがみこむ機会が減ってきました。その反面、塾に通うことやテレビゲームなど屋内での生活時間が増え、運動不足が問題視されています。松田先生達はそんな環境のため転んでも手をつくことが出来ずに前歯や顔面の骨折をしてしまうというような、自分の身を守る動作ができない児童が急増していることを指摘しています。(松田雅弘ら:調査研究ジャーナル.5: 111-119,2016.)論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝