手術嫌いな整形外科医も前十字靭帯損傷のスポーツ選手には手術を薦めます
宮市亮選手は2022年7月27日E-1選手権韓国戦で、相手選手との接触により右膝前十字靱帯断裂を受傷し、全治8か月と診断され、8月2日に手術を実施したとクラブから発表されていた。前十字靭帯(アンテリオール・クルシエート・リガメント、略してACL)はスポーツ選手にとって致命的な怪我とも言われています。ACL損傷は太腿とふくらはぎが逆の方向に回転し、ねじれることによって生じることが多いです。
治療法としては約30年前は人工靭帯が大流行でしたが↓最近は骨付きカルビならぬ骨付き自分の膝蓋腱が良いと言われています。古谷先生達は骨付き膝蓋腱を用いたACL再建術後は93.3%がスポーツに復帰でき患者満足は高かったと報告しています。宮市選手の復帰を期待しています。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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