浮き趾は早めに筋トレしないと治りにくくなる
浮き趾になると趾先に体重がかからなないため、その分趾の付け根への荷重が増加し、この部分の骨が変形し、足の裏の筋肉にかかる負担が増え土踏まずが低くなり、内反小趾角度になってきます。Saito 先生達は浮き趾に扁平足(足底面に対する内踏まずの高さが低い)や内反小趾を合併した浮き趾患者さんでははそれらを合併していない患者に比べて保存的治療の効果が少ないと述べています(Saito R, et al.J Phys Ther Sci. 31:282-286,2019)。だから、浮き趾は足の趾の筋トレで早めに治さないと取り返しがつかなくなります
論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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