着るこたつは膝に優しく、転倒と床ずれを予防する
僕は今流行りの着るコタツを整形外科疾患の患者様に試してみてもらいたいと思っています。その理由は
人工膝関節を入れた後は膝の動きが悪くなり、しゃがみこんでこたつに入るという動作がしにくくなります。雪の多い長野県の日野先生達の研究では人工関関節を入れた後24%の人がこたつを使っていなかったそうです。でも着るコタツなら人工膝関節後も使えると思います。
また岡田先生達は夜間頻尿のある高齢者は夜寝ぼけてこたつや布団の段差でひっかかり転倒することがあると指摘しています。でも着るこたつなら着たままトイレに行けると思います。
さらに寺島先生達はこたつと座布団だけを寝具に寝ている人では褥瘡(床ずれ)ができやすいことを指摘しています。居間に置くこたつでは硬い床の上にねるからでしょうね。でも、着るこたつなら布団の上で寝ることも可能です
論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長
#江坂
#整形外科
#こたつ
#着るこたつ
#流行
#人工膝関節
#転倒予防
#夜間頻尿
#床ずれ
#褥瘡予防
前の記事へ | TOPヘ | 次の記事へ |