脊柱菅狭窄症に固定手術が効くという明白な根拠はないのに値段が高すぎる。
脊柱管狭窄症に対する手術では骨や靭帯を削る「除圧術(開窓術)」、背骨を固定する「固定術」があります。固定術は腰椎すべり症など不安定性を合併している場合、スクリューとロッドで背骨を固定します。Beyer先生達が多くの文献を総合評価した結果、腰部脊柱管狭窄症に対する減圧術が手術をしなかった場合よりも優れていることが示されましたが、脊椎固定術に関しては手術をしなかった場合よりも明白に優れているわけではありませんでした。「骨を削った後は骨がズレやすくなるので骨を固定する必要がある」というのが手術する医師の説明でしょう。でも背骨を固定するクリューとロッドは非常に値段が高く、3割負担の場合で約60万〜85万円が目安です。つまり、自費では200~300万円かかっていることになります。あまり意味がないように僕は思います 解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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