腕や脚の筋肉が痩せてくると腰が曲がってくる
骨粗鬆症は腕や脚の筋肉が痩せてくるサルコペニアと深い関わりがあるのです。腕や脚の筋肉のサルコペニアで腰曲がりが起こり易い理由の一つは脚の筋肉が弱ってくると歩く時に膝を曲げて歩くようになり、骨盤の骨が後ろに傾き、そのバランスをとるために背骨が曲がってきます。腕の筋肉が痩せてくると歩行中の肩の動き(腕の振り)が小さくなってくるので,背筋を伸ばさなくなります。そこに骨粗鬆症による圧迫骨折が加わるとさらに腰曲がりが進みます。だから、骨粗鬆症による腰痛を防ぐためには圧迫骨折が起こる前からスクワット運動やガーデニングなどで脚腰の筋肉を鍛えて良い姿勢を維持しましょう。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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