腰痛のためのコアエクササイズを1つだけ選ぶなら壁ドン!サイドブリッヂ
忙しい毎日、沢山のコアエクササイズを続けるのは無理ですよね。また仕事中、ベッドの上で運動できませんよね。そこでコアエクササイズの中で一つだけ選ぶなら僕がお薦めするのはサイドブリッヂです。サイドブリッヂでは主に骨盤のふちから一番下の肋骨に向かって着いているが腰方形筋を鍛えられます。腰方形筋が弱くなってくると歩く時左右の骨盤が揺れて腰にかかる負担が増え、腰痛が起こり易くなります。
サイドブリッヂの良い点はそれぞれの人の体力に応じて選べるところです(大江厚ほか:非特異的腰痛に対する筋力トレ….理学療法30: 988-998,2013)。寝転がって自分の体重を抵抗力(レジスタンス)する通常のサイドブリッヂは足首の筋力がなければ、下の脚がベッドから浮き上がりません。
通常のサイドブリッヂが10秒できない人は、横向きに寝転がって、膝を立てて体全体を持ち上げ、反対側の脚を伸ばす「立て膝サイドブリッヂ」を左右各20秒ずつ朝夕行いましょう。また寝転がって筋トレをする時間のない人は立った状態で肘を肘に着き、同じ側の爪先で片脚立ちをして反対側の膝を伸ばす「壁どん!サイドブリッジ」を左右各20秒ずつ朝夕行いましょう。
壁ドン!サイドブリッヂや立て膝サイドブリッヂしかできなかった人も慣れてくれば、爪先で体全体を持ち上げ20秒間脚を伸ばす通常のサイドブリッヂに挑戦しましょう。
論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
戸田クリニックホームページ:https://toda-hiza-seikei.com//
#江坂 #整形外科 #腰痛 #コアエクササイズ #デスクワーク #筋トレ #脊柱 #安定 #立って #ブリッヂ #持久力 #サイドブリッヂ #壁ドン #筋力トレーニング #コロナ禍でも行える #協調筋力 #江坂駅 #吹田市
前の記事へ | TOPヘ | 次の記事へ |