関節リウマチの診察では積極的に足の診察もしてもらおう!
関節リウマチは手や指の痛みから起ることが多いのですが、次に足や足の趾から起ることが多いです。しかし、足の診察は靴下を脱がなければならないし、「臭いがしたらどうしよう?」などの理由から診察の時に診て貰うことに消極的になる患者さんが多いです。英国の研究では「あなたが前に手や足の診察を受けたのはいつですか?」という質問に対して、手の診察は6.2ヶ月前でしたが、足は16.5ヶ月前でした(Otter SJ et al. Clin Rheumatol, 29:255-71,2010)。足の変形が進めば、歩行困難になります。積極的に診察してもらいましょう。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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