貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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インドネシア サッカー場 試合後に暴動で125人死亡

インドネシアの国内リーグでとんでも無い事件が起きてしまいました。ホームチームの敗戦に切れてしまった観衆が暴動を起こし、警官隊が発射した催涙弾などでパニックを来した人混みが1つしか無い出口に殺到して125名もの人が命を落としました。子供もたくさん犠牲になったそうです。私の教え子が同国バドミントン代表チームのトレーナーをしていたのですが、バドミントンでもサッカーでも切れると歯止めが効かなくなる場合があるそうで、国民性なんでしょうか。 同様の事故で有名なのは、1985年の『ヘイゼルの悲劇』ですが、ヨーロッパ・チャンピオンズカップの決勝戦がその現場でした。当時悪名高かったイングランド・リバプールのフーリガンがイタリア・ユベントスのサポーターに襲い掛かったのですが、亡くなったのは39名、ですので今回の案件がいかに酷いかがわかります。 その他にもカタール・ワールドカップ直前になってデンマーク代表のサード・ユニフォームがスタジアム建築労働者の過酷な環境に抗議の意味から黒にしたとの記事がありました。 他にもイランでスカーフの被り方が悪いと拘束された女性が急死したことに抗議して、代表チームが整列の際にやはり黒の上着を着用したりと色々な政治的メッセージが散見されています。『スポーツと政治は別物』という理念は理想論なんでしょうか。日本ではオリンピックの場で飛び交ったお金の問題ばかりクローズアップされていますが、逆に平和なんでしょうかね…。 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝