ポリエステル製支柱の付いたサポーターでも歩行時の身体の揺れを防ぐ。
僕たちはポリエステル製支柱付きサポーター、商品名ガードラーOAは変形性膝関節症患者さんの歩き方を変えるかどうかを調べました。方法は26人の変形性膝関節症患者さんと年齢および性の分布を一致させた健康な人25人にポリエステル製支柱付きサポーターを装着する前と装着した後にAYUMI EYEという歩行分析の器械を着けて歩いてもらいました。評価した歩行の要素は歩行速度、歩幅、バランス、リズムの4項目です。なお、バランスとは歩行中に計測する「身体の揺れ(身体動揺性)の程度」を示す指標であり、この値が小さいほど身体の揺れが少なく安定していると評価されます
その結果、サポーター装着によって健康な人ではバランスが平均4.6%悪くなりましたが、変形性膝関節症患者さんでは平均7.6%良くなりました。つまり、歩行時の身体の揺れの程度を示す指標であるバランスの変化率はポリエステル製支柱付き膝サポーター装着によって健康な人に比べて変形性膝関節症患者さんでは明白に減少した。以上の結果から金属製の支柱ではなく柔軟性のあるポリエステル製支柱の付いたサポーターでも歩行時の身体の揺れを防ぐことが証明されました。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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