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「牛乳は栄養があるのはわかるけど太りそうだから嫌。カルシウムはサプリメントでとれば良い」という人も多いと思います。しかし、牛乳の中にはカルシウムの吸収を良くする成分が入っているので、赤ちゃんの骨ができやすくなります。日本人での調査でも牛乳,小魚,野菜のカルシウム吸収率を評価した結果,牛乳のカルシウム吸収率は他の食品に比べて高かったです。牛乳のカルシウム吸収率が高い理由として,カルシウムの存在形態,乳糖によるカルシウム吸収促進,カルシウムの溶解性を高めるカゼインホスホペプチドが含まれるためです(青江 誠一郎:Clinical Calcium.28: 493-498,2018)。だから、特に骨粗鬆症が気になる年代になったら牛乳をしっかり飲みましょう。論文の解説 江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝