ハイテク靴下で転倒リスクが減少。でも運動不足になり易い
今回も関西医療大学の増田教授に教えてもらいました。↓アメリカでは年間に100万人前後の入院患者が転倒するそうです。日本でもそうですが、転倒は更なる健康レベルの悪化につながるきっかけとなる場合も多いです。オハイオ州立大学のチームがハイテク靴下を着用する事で転倒防止に有用であるという研究結果を報告したそうです。あれ?サッカーの現場でも先別れなどの機能性ソックスが大流行りで、私も効果を検討した時がありました。しかしそこまで明らかな効果はどうかなあ〜…と思ったんです。
しかしこのスマートソックスという製品はそういうものではなくて、内蔵されたセンサーが患者の立ちあがろうとする動きを検知して、最も近い位置にいる3人の看護師にデバイスを通じてアラーム音で警告するというものでした。569人を対象に13か月間調査した結果、アラームが鳴ってから平均24秒で対応されたらしいです。そして転倒回避については明らかに有用であったそうです。
一方でこのスマートソックスが患者をベッドから動かなくしてしまう可能性も指摘されているらしいです。高齢者の転倒はどの国でも大きい問題ですなあ。
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