幼い頃から野球のピッチャーなどをしていると肩の関節の留め金になっている骨がかけてしまい、投球の後などに肩が抜けたようなダルい感じがでてきます。これを不安定肩(ルーズショクルダー)といいます。ちょうどフタの爪がかけるとフタがパカパカ空いてしまうのと同じように、座った状態で腕を引き下げると伸びが普通の人より大きいです。そんなルーズショルダーの人は横向きに寝て重さ4kgぐらいのダンベル(なければ、水を満たしたペットボトル)を肘を曲げながら外側に開いて棘下筋という筋肉を鍛えましょう。棘下筋が関節の壁になってくれます。文責 江坂の整形外科診療所 貴晶会戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝