膝痛予防には靴下の下にバンドを巻き、靴の底に外側が高くなった中敷きを入れる
O脚の人のひざの内側の痛みに対しては足首をバンドで固定しながら外側が高くなった靴の中敷きが効果的です O脚になると地面からの反重力がひざの内側を通るようになります。このため、ひざの内側が痛くなってきます。そこで靴の外側が高くなった靴の中敷きを入れる治療法がありますが、これだけでは足首が内側が入るだけでO脚は矯正されない。足首をバンドで固定すれば靴の中敷きの効果が膝まで伝わりやすいというのは戸田クリニックの研究結果です(Toda Y, Segal N, Kato A, Yamamoto S, Irie M: Effect of a novel insole on the subtalar joint of patients with medial compartment osteoarthritis. J Rheumatol 28: 2705-2710, 2001.)。具体的には靴下の下に足首を固定するためのバンドを巻き、足の型に合わせて切った外側が高くなった靴の中着けて着けてもらっています。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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