星合先生の調査では蜜柑の皮からとったヘスペリジンが配合された漢方薬を投与前と比較し投与後4~6週では自覚症状である”首や肩のこり”のスコアが明白に低下し、眼精疲労の他覚所見である点滅している光の周期が連続した一様な明るさの光として感じられる最小の点滅頻度である臨界融合頻度が明白に短かくなりました(星合繁あたらしい眼科.35: 271-274,2018.)。つまり、蜜柑の皮が肩こりに効く一つの理由は目の疲れを和らげるからだと考えられます。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝