ダイエット中体重の減りが停滞したら、1週間沢山食べよう
食事制限を行っても必ず体重の減るのが止まる時期がきます。これは適応現象(Adaptive phenomenon)は、さらなる体重減少をやめさせることにより今まで通りの生活を送れるように体が無駄なカロリー消費を止め入ってくるカロリーに合わせてくる現象です。まるで家計簿みたいですね。この適応現象を克服する方法として大塚先生らは体重の減少が止まったら一度標準食(1kgあたり35キロカロリー、体重60kgの人は2100キロカロリー)に1週間戻し、再び元の食事制限に戻す方法が良いと報告されています(大塚史子ほか:糖尿病 47:635-641,2004)。まるで節約しようとしたら宝くじが当たり、また贅沢に慣れてしまと貯金(脂肪)を消費するようなものですかね。論文の解説江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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