テニス肘という名前はおかしい。実際は労働で起こる人が多い。
Werner先生達の前向き調査では仕事中に手首を上に持ち上げる動作を行う仕事である自動車を組み立てる工場で働く人が肘の外側が慢性に痛くなる(テニス肘)の確率はオッズ比が2で非常に高かったそうです。
しかし、Derebery先生達は、外上顆炎を持つ4614人(←すごい数)の労働者に肘サポーターを着けてもらいました。しかし、多くの人が「仕事の邪魔」と言って装着を止めました。仕事の合間に良く肘と手首をストレッチしましょう。それでもだめなら整形外科で懸濁性ステロイドの局所注射を受けましょう。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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