相馬先生達の研究では足の把持力を鍛える前と鍛えた後で一番遠くに足を伸ばした時の長さ(最大1歩)と一番遠くに手を伸ばした時の長さ(機能的リーチ長)を比較しました(相馬正之ら:ヘルスプロモーション理学療法研究.2:59-63,2012)。その結果、把持力を鍛えると最大1歩も機能的リーチ長も明白に伸びました。その理由は姿勢を保つ能力が良くなったからだと考えられます。だからペットボトルのキャップを足で掴んで把持力を鍛えましょう。論文の解説:江坂駅近くの整形外科 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝