戸田整形外科リウマチ科クリニック

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ポリオ(小児麻痺)が世界から撲滅できない一つの理由。

以下はアメリカの情報雑誌GQという雑誌の「誰が、ビン・ラディン氏のもとへ導いたか」からの抜粋です。2010年4月ごろアメリカ中央情報局CIAから指令を受けたパキスタン人医師アフリディ氏はビンラディン氏が所有する邸宅の玄関にその家の子供を呼び出し、ポリオの生ワクチンを飲ませ、子供の特徴を記録しました。1年後の2011年4月21日アルディ医師はこの邸宅に地元の看護師を派遣し、ビンラディン氏のDNAと一致するか判定するシートを肝炎ウィールスの判定シートだと偽って「子供の腕から血液を1滴採取し、シートに垂らし、現れた線が1本なら陰性で、2本なら陽性です。陽性ならば肝炎ワクチンは接種せずに帰って来なさい」と指示しました。実は2本ならばビンラディン氏のDNAと一致していることを示していました。つまり、ポリオワクチンで安心させておいて、肝炎ワクチン検査だと称して、ビンラディン氏の居場所を特定したのです。そして2011年5月2日にビンラディン氏はこの屋敷で暗殺されました。以来、ビンラディン氏の信奉者にとってポリオワクチン接種チームはアメリカの偵察隊だと主張し、子供への生ワクチン投与を拒否する地域があります。このためポリオ撲滅はそう簡単には実現しないと僕は考えます。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝