リベルサスとマンジャロ、どちらが便利?
最近、糖尿病の治療薬を美容外科などで自費治療としてダイエット目的で使うのが流行りです。その賛否はここでは語りません。主に用いられているのは膵臓のGIP/GLP-1に作用してインスリンを多く分泌させるセマグルチド(商品名:リベルサス)とチルゼパチド(商品名マンジャロ)です。リベルサスは飲み薬であり、小腸に何もない状態でしかしっかり吸収されないので、朝起きて空腹時にコップ半杯と飲み、その後30分は何も食べてはいけません。その点、マンジャロは週に1回脂肪に注射する薬剤で徐々に血管に吸収されていくので、打つ時間はいつでも良いです。注射が極端に嫌いでない方にはマンジャロの方が便利かもしれません。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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