オートフアジーとは損傷した軟骨などを自分で消化し、 リサイクルするシステムで、オートフアジーの機能低下はアルッハイマー病やがんなど、 変形性ひざ関節症と同じく加齢に伴って増加する疾患のリスクを高めます。ひざの周りの筋肉だけではなく、全身の筋肉を動かすと、運動により筋肉でのオートフアジーが活発になることをグルメティ先生が報告しています(Grumati P,et al:Autophagy, 7: 1415-23,,2011)。つまり、健康維持における運動の重要性を分子レベルでもしめされています。江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝