戸田整形外科リウマチ科クリニック

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坐骨神経痛があってもひざのための筋トレはできる

坐骨神経痛は、人の体で最も太い末梢神経は太腿の前面以外の感覚を支配しています。坐骨神経には運動神経と感覚神経の繊維が入り混じっています。ひざを曲げるハムストリングス、足首と足の親指を下に下げる下腿三頭筋、足首と足の親指を上に上げる前脛骨筋と長母趾伸筋を支配しています。 18頁:脚に行く末梢神経では坐骨神経以外では大腿神経があります。この大腿神経が太腿の前面の皮膚の感覚とひざを伸ばす筋肉である大腿四頭筋を動かしています。よく変形性膝関節症の患者さんが「腰部脊柱管狭窄症があるのに運動していいのか?」と聞かれることがありますが、坐骨神経と大腿神経が別ですので、坐骨神経痛があっても膝を伸ばす訓練はドンドン行って下さい。解説:江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝