夏のサッカーは落雷にご注意
今回も関西医療大学の増田教授に教えてもらいました。↓最近関東地方に大きい雹が降ったりと、不順な天候が気になる季節となりました。特に大きい事故につながるのが落雷です。毎年死亡例など悲惨な案件が報告されています。大阪府の長居公園敷地内でもコンサートの観客が落雷に見舞われて死に至るという痛ましい事故がありました。
私自身ヨーロッパの某国への遠征に帯同していた際にグラウンドのすぐ近くに何度も落雷して、「試合をやめましょう」と主催者に必死で訴えたのですが、なぜか「グラウンドには落ちないから」と不思議な程落ち着いておりました。理由は分かりません。 しかしロシアでサッカーの試合中に『直撃』を食らった選手が奇跡的に生還した例も報告されています。当たり前ですが、やっぱりヨーロッパでも落雷するみたいです。丹保(たんほ)先生の報告では、落雷を受けると後遺症として手足の痛みやしびれが長く残るそうです。
さてスポーツ現場ではありませんが、注意を要するのはカーボンファイバー製の釣竿です。今月解禁の河川も多い鮎釣り用ですと10mを超えるものもあります。つまりはそんな避雷針を持っているわけです。感電注意のシールも貼っていますけどね。吉田先生達の調査でも釣り竿や木材を持っていた人の落雷事故では死に至らなかった、直接的な落雷を受けた人では心停止になりました。物によっては30万円程するものもありますけど、命には代えられませんからね。↓最近は、落雷情報に関するアプリでピンポイントに関する情報がわかるようになりましたので、危ないなと思えば、スマホで確かめるようにしましょう。
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