戸田整形外科リウマチ科クリニック

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溺れないための水泳授業にはジェンダーフリー水着は持ってこい

今回も関西医療大学の増田教授に教えてもらいました。ようやくようやくコロナ禍が鎮静化の兆しを見せ始め、学校体育・課外活動も『対面式』の割合が増えてきました。これからの時期、水泳も行われる機会が増えそうです。 さて、運動やスポーツに限りませんが、様々な『現場』でジェンダー問題が取り上げられる事も増えています。「男女が同じプールに入るのはちょっと…」という拒否反応もありますね。 そこでシャツとパンツの様な『ジェンダーフリー』水着が開発されたそうです。う〜ん…、泳ぎにくそう…。 しかし、学校体育における水泳の授業の一つの目的が溺水回避と考えれば、ある意味理にかなっているのかも知れません。私個人の経験でも衣服を着用したまま2時間連続泳ぐ…という授業の経験があります。 水着も一時高速水着が大流行しました。一気に見なくなりましたが…。↓ 現在の競技用水着はこんな感じみたいです。 私が別に懸念しているのが、飛び込みの際の頚椎・頚髄損傷です。ラグビーやアメリカンフットボールのタックルも同じ理屈なんですが、「顎を引きすぎて」プールの底に頭部を打ち付ける受傷機転です。健康な若年者が一気に完全麻痺に至るリスクもあります。皆様、くれぐれもご注意下さい。