猛暑に勝つためには冷房の効いた部屋で大きな筋肉を動かすのが効果的。
暑いですね。猛暑に勝つためには暑熱順化(暑さに体が順応する)が重要です。暑さに順応するには皮膚表面から熱を逃がすために早く汗をかく体質になることが効果的です。汗をかくためには大きな筋肉を動かすのがてっとり早いです。
人体で一番大きな筋肉(筋群)は脊柱起立筋、いわゆる背筋です。うつ伏せになって手と足を伸ばしたまま体を反らす運動を50回すれば、冷房の効いた部屋でも汗がにじみでてくるのがわかります。背筋を鍛えると腰痛予防にもなります。
しかし、汗をかくことによって、ナトリウムとビタミンB1が汗とともに体内から喪失されますビタミンB1を多く含む食品としては豚肉とゴマがあります。
夏場はできるだけ豚のもも肉やハムやゴマを食べるようにしています
また大豆にもビタミンB1が多く含まれますし、味噌にはナトリウムが多く含まれます。したがって、ナトリウムとビタミンB1を両方摂取するために味噌汁をよく飲むようにしましょう
解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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