戸田整形外科リウマチ科クリニック

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緊張した時には体を1秒間に1~2回揺らしてみよう

電車の中で座っていると妙に眠くなってきますよね。振動は緊張や興奮する時に働く交感神経の動きを抑え、副交感神経の働きを強めます。交感神経が働くと手のひらに汗をかき、副交感神経が働くと血管が広がり、血流が良くなります。岩永先生達の研究では揺動型ベッドでの1秒間に1.5回揺れ刺激を受けてもらい、使用時の手のひらに出る汗の量の変化を調査しました。その結果、発汗量は開始後徐々に減少していきました(岩永竜一郎ほか日本発達系作業療法学会誌 .4:67-72,2016)。だから、手のひらに汗をかくほど緊張した時はゆりかごにゆられている気分で体を1秒間に1~2回ゆすってみましょう。落ち着いてくると思います。論文の解説:腰痛には肩入れ腰割り体操、股関節痛には四股を薦めています戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝