股関節の健康のためには中殿筋と大腿四頭筋を鍛えよう
生まれつき股関節の噛み合わせの面積が少ない股関節形成不全症は女性の第1子に多いです。股関節形成不全症は若いころには股関節が周りの筋肉でサポートされているので痛みがありません、早い人では30歳代で痛みが出てきて、変形性股関節症になっていきます。若い人の股関節周りを前から見ると両横にくぼみがあります。これは中殿筋という脚を横に開く時に働くおしりの筋肉が発達しているからです。変形性股関節症の初期では中殿筋と脚を前に振り出す時に働く大腿四頭筋を鍛えると進行が予防できます(三谷茂,ほか:臨床整形外科.52: 213-218,2017.)。論文の解説:江坂駅近くの整形外科 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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