肥満はBMI、筋肉量の割合はSMIで評価する。男性で9、女性で7以上が理想
肥満の度合いを判定する基準としてBMI:体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)が25以上が肥満だということは良く知られています。同じように筋肉痩せの度合いを測る基準としてSMI骨格筋指数があります。これは両手両足の除脂肪量(筋肉量に相当 kg)÷身長(m)÷身長(m)で求められます。国内の大規模調査では日本人成人男女1894例を対象にSMIを計測しました(真田樹義ほか:体力科学.59:291-301,2010)。その結果、サルコペニア(筋力低下症)の予備軍は男性7.77、女性6.12でした。グラフからは男性で9以上、女性では7以上あるのは理想的のようです。スポーツクラブにあるようなちょっと高価な電子体重計では両手両足の除脂肪量を測ってくれますので、機会があればチェックしてみてはどうでしょうか?。論文の解説 江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
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