戸田整形外科リウマチ科クリニック

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背中は自分で見えない湿布かぶれが化膿するのに注意!

湿布かぶれを放置しておくと、そこから雑菌が入って化膿してくることがあります。腰痛の治療のため腰に貼った湿布の下の皮膚の状態は自分で見ることができませんので、「ヒリヒリする」と思えば、他の人に見てもらって、化膿しているようであれば、抗生物質入りのかゆみ止めの外用薬を塗るようにしましょう。ケトプロフェンを含む湿布薬は注意が必要です。光線過敏症といって、薬剤が紫外線と反応して、日焼けのような症状を起こすからです。実は、この成分は約4週間体内に残ります。そのため、忘れた頃に症状が出ることがあるのです。多くは湿布を貼った部分に出ますが、アレルギー反応を起こして、他の部分に出ることもあります。症状が消えてからも、衣服やサポーターなどで紫外線から皮膚を守りましょう。ケトプロフェンが体内から消えても紫外線アレルギーの体質が残っているため数か月経っていても紫外線にあたると症状が再び現れることがありますので注意が必要です。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝