脊柱管狭窄症の原因と除圧手術について
年齢の変化で椎間板の水分の量が減ってくると椎間板の高さが低くなってきます。だから背は縮みますが、椎間板の後ろを通っている神経の長さは変わりません。このため神経がトグロを巻き、血行が悪くなるのが脊柱管狭窄症の原因の一つです
また年齢の変化で脊柱管の内側に貼っている色が黄色い黄靭帯や同じく年齢の変化で真綿で締められるような圧迫やゴツゴツしてきた椎体やすべり症によってずれた骨の角によっても脊柱管は圧迫されることも脊柱管狭窄症の原因の一つです。それに対して圧迫されている神経を後ろに逃してやる目的で後ろの骨である椎弓に窓を開ける椎弓切除術というのが行われることがあります
解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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