膝が痛む時はスポンジで痛い部分を圧迫しよう
皆さん、歯が痛くなった時に痛い歯の表面の皮膚をおさえますよね。あれは広い範囲で触る弱い刺激が小さい範囲から出ている痛みの強い刺激をかき消してしまうという脳の仕組み(ゲートコントロール)があるからです。痛み止めを飲むと胃を荒らすなどの副作用がありますが、痛い部分を広範囲に圧迫しても副作用はありません。膝が痛む時にも食器洗いのスポンジなどを3✕3cm(指の3本分ぐらいの広さ)に切って痛む部分(多くは内側)に貼り、その上からサポーターを巻いて圧迫すれば、副作用なく痛みが少し楽になります。お試し下さい。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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