戸田整形外科リウマチ科クリニック

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良く効く湿布を貼る時はブロッコリーを食べよう

最近は湿布に含まれている消炎鎮痛成分(副作用で胃や腸を荒らす)が速やかに血液の中に吸収され全身に効く湿布(一般名:エスフルルビプロフェンテープ)が変形性ひざ関節症患者に多く使われています。この湿布を使うと血中の鎮痛薬の濃度が上がり、胃腸粘膜の障害されている可能性があります。大森先生らはマウスに消炎鎮痛剤を与えて造った小腸潰瘍がブロッコロリーに含まれるスルフォラファンが潰瘍を軽減したと報告しました(大森俊ら:潰瘍.38: 20-23,2011.)だから、変形性ひざ関節症で効き目の強い湿布を貼っている人はブロッコリーなどのアブラナ科の食品を食べましょう。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝