花粉症にストロイド点眼薬は時代遅れという意見もある
花粉症の季節です。目の痒い人も多いでしょう。アレルギー性結膜炎がひどくなった状態が春季カタルであり、以前はステロイド点眼薬が処方されていました。でも最近は軽症にはシクロスポリン、重症にはタクロリムス点眼液が使われます。
川崎先生達の調査では初回に処方した薬は2011~2014年までは抗アレルギー点眼薬+ステロイド点眼薬が20.3%と最も多かったですが、2015~2018年までは抗アレルギー点眼薬+免疫抑制点眼薬が21.3%と最も多かったです。ステロイド点眼薬には眼圧が高くなるなどの副作用がありますが、使いなれた薬を使いたがる医師もいますので、処方された薬をお確かめ下さい
解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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