階段上りは筋トレになるが、下りのし過ぎは膝を傷める
「最近、運動不足だからエレベーターを止めて階段を下りよう」と思うことは膝を傷める原因となります。階段を下りる時に伸ばした膝を56°曲げた時には膝のお皿の裏の軟骨への圧力が加わり膝の痛みが起きることがあります。階段を下りる運動をするぐらいならその場で太ももを水平になる足踏みを2分間連続で行った方が良いです。ただし、階段を登るのは膝にかかる負担は少ないです
膝のお皿の軟骨に負担がかかると軟骨の破片がひっかかり炎症が起こってきます。風邪をひいたときに鼻水がたまるのと同じように、炎症が起こると関節包の中の関節液が増え、関節包は膨張し、その膨張する力がひざの激しい痛みの原因になります。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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