5人1人に足の内側に出っ張りがあり、足が疲れやすい
成長の過程で一つにまとまるはずの足の舟状骨が二つにわかれて出っ張ることがあります。松田先生による何の症状のない人でも人口の15~20%がこの出っ張りがありますので病気とはいえませんが、この骨を外脛骨といいます。外脛骨のある人は後脛骨筋に引っ張られるため扁平足の人がほとんどです。
外脛骨があると足が内側に傾き、土踏まずによるバネの効果があまり働かないため長時間歩いたあとなどに痛みがでてきます。この状態を有痛性外脛骨といいます。
有痛性外脛骨になったら、土踏まず支え(つまりアーチパッド)を使って足の裏の内側にかかる力を和らげましょう。また、扁平足の人は足が疲れやすいのでアーチパッドを初めからつけておくのも一つの方法だと思います。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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