貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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ヒアルロン酸の効きが弱くなったらステロイドより自身の血液を活用した治療の方が良い。

変形性膝関節症に対する痛みを和らげる治療としてヒアルロン酸関節内注射がよく使われますが、長期に使っていると効果が薄れてきます。Ozturk (オズテュルク先生達はヒアルロン酸関節内注射を行なっても痛みが慢性化している患者さんには一時的に皮質ステロイドを用いた注射で痛みを取り除き、理学療法によって筋力強化を行うと有効であると報告しています。しかし、Papavasiliou(パパヴァシリウ)先生達は関節内にステロイド剤を注入すると、将来的に人工膝関節置換術が行われた場合、感染症の危険性が高まると述べている。 最近、患者さん自身の血液の中から炎症を和らげる成長因子を取り出して、濃縮し、自分の膝関節内に注射する凍結血漿由来濃縮成長因子が変形性膝関節症の治療に応用されています。Raeissadat(ラエイサダット)先生達は血漿由来成長因子の関節内注射が膝関節炎患者の痛みを軽減すると報告しています。ヒアルロン酸の効きが弱くなったらステロイドより自身の血液を活用した治療の方が良いと僕は思います 解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝