国内のある大学では、25人の小太りの女性に食事指導だけをする13人と食事指導と運動指導をする12人に分け、プログラム終了後も減った体重が維持できるかどうかを性格の違いから分析しました。その結果、性格が穏和で,協力的・自己中心的でない人ほど体重を減らせるために食事指導だけでは長期間の体重維持に対するが自信をなくしやすいことがわかりました(林容市ほか:体力科学.57巻2号 Page197-206,2008)。ダイエットに失敗した時は、「私は性格が良いから」と言い訳しましょう。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝