頸髄損傷は12時間以内に手術すれば機能回復する可能性が高い。
光泉カトリック高(滋賀県草津市)のアイスホッケー部員が昨年6月、神戸市内で行われた練習試合で頸髄損傷の重傷を負っていたことが4月13日、分かりました。その部員は、頭や首などの痛みを訴えて自力歩行もできなかったが、引率教員は救急車を呼ばず滋賀県まで連れて帰りました。同高は「初期対応の理解が不足していた。現地で救急要請すべきだった」として保護者に謝罪しました。井口先生達の報告では受傷から手術開始までの時間の中央値375分(つまり、6時間と15分)であり、受傷から手術開始までの時間が12時間以内の症例は退院時における2段階以上の麻痺改善率が明白に高かったです。遠征先で歩けなくなるような頸部の怪我をした場合は主治医の元に帰ろうなどと思わず、躊躇なく、救急車を呼んで下さい。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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