高血圧の治療には調味料を考えよう。
松浦先生の解説によると、わが国の成人の平均食塩摂取量は男性1日に10.8gr日、女性は1日9.2grですが、適度な食事摂取量は男性は1日9.0gr未満、女性1日7.5gr/日未満です。つまり、日本は男女ともに塩分の量を10%へらさなければなりません。生命は海から誕生したのでの人間も体液の塩分の濃度を海水と同じ濃度に保たなければなりません。したがって塩分を沢山とるとそれを薄めるために水分を多くとり、体液量が増え、心臓に負担がかかり、血圧が上がります。食塩摂取量と血圧値には正相関があり、逆に塩分の量を減らすと確実に血圧は下がります。
熱々のとんかつにソースをつけて食べると美味しいですよね。でも今井先生によると「ウスターソースだと小さじ(5cc)二杯分が塩一gです。同様に中濃ソースは大さじ一杯(15cc)強で塩1g。ちなみにケチャップだと大さじ二杯分で食塩は1g。ウスターソースの塩分含有量はケチャップの三倍にもなってしいます。血圧のことを考えるとソースよりケチャップの方がよりです。気を付けて欲しいのは青じそなどの和風のノンオイルドレッシングです。ダイエットのためにはなるでしょうが、塩分が多いです。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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