国内のある大学では、平均年齢78歳の79人ダンス実践者を対象に認知機能調査として時計を写生するテスト(以下 CDT: Clock Drawing Test )を行いました。時計を写生するテストの正確さは普通年齢とともに低下すますが、ダンス実践者では年齢による低下が一般の人より少なかったそうです(三宅眞理ほか:日本認知症予防学会誌.7:27-35,2018.)。ダンスにおいては、
身体的な動きや記憶の衰えを主観的に捉えられることからダンスの継続は健康の維持増進や認知症予防に貢献する可能性があります。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝