お尻の筋肉を鍛えていれば尿漏れしない
尿漏れは女性の場合、40代・50代が一番多いのですが、40歳を過ぎると、3人に1人の女性が尿漏れを経験すると言われています。また、普通分娩での産後の尿漏れはアメリカでの統計では20代で40%、30代では50%だそうです。島根大学のナガシマ先生らは膀胱頸部の動きが骨盤底筋や大殿筋(お尻の筋肉)の収縮時に比例するか観察しました。その結果、お尻の筋肉が収縮すると骨盤底筋が収縮し、膀胱が上に移動して、尿漏れしにくい状態になっていたそうです。だから尿もれ防止には、内股に力を入れ、肛門を5秒締める運動を5回1セット1日2回行い、大殿筋というお尻の筋肉を鍛えましょう。ヒップアップにもなり、スタイルも良くなりますよ。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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