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- 筋肉トレーニング説明
筋肉の老化は関節を曲げる筋肉よりも伸ばす筋肉、上半身の筋肉よりも下半身の筋肉の方が顕著に現れてきます。30歳の時の筋力を100%とした時に、70歳の時の膝(下半身の関節)を伸ばす筋力は40%まで落ちています。しかし、総務省が行った2011年社会生活基本調査では、60歳以上の人が行っている多い運動は、1位がウォーキング・軽い体操(35.2%)、2位がボウリング(12.8%)でした。たしかにボウリングはゲームなので楽しいスポーツですが、筋力のことを考えれば、自転車やエアロバイクなどの下半身の伸ばす筋力を使うスポーツの方が健康には良いと思います。解説:江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
高齢社にはボウリングよりも下半身の運動が良い
- 腰痛説明
自分で肩と腰の痛みを予防する方法としては、ヤンキー座りで背筋を伸ばしながら、肩を後ろに伸ばし、手を上下に動かせば、肩の筋肉も腰の筋肉もいっぺんに伸ばすことができ、肩や腰の痛みの予防になります(戸田佳孝、臨整外、50、579~584、2015)。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
ヤンキー座りは五十肩にも効く
- 五十肩説明
五十肩になると関節の袋が炎症を起こして固くなります。だから関節の袋をストレッチすることが大事です。マイトランド法は肩を外側に開きながら、肩を突き上げ、腕を引っ張ってもらう方法です(Moon Gui Do et al: Journal of Physical Therapy Science 27:1391-1395,2015.)。このストレッチを自分でやりましょう。方法は、①椅子に座って机の上で親指を上にして腕に伸ばします。②腕を外側に開きます。③胸を机に近づけ、反対の手で肘をつかみ、腕を前に引き出します論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
五十肩になったら机の上で手を伸ばそう
- 五十肩説明
上腕骨が肩甲骨にぴったりはまって安定する姿勢は腕を130°から150°挙げた位置であり、これをゼロポジションと言います。ちょうど両手を組んで頭を支えてハンモックに寝転がる姿勢です。また、やすらぎ音楽が肩の筋肉の緊張を和らげることも知られています(武澤千尋:産業看護.1:199-205,2009)。だから、車や新幹線の移動の時には座席をリクライニングにして両手を後ろに組んで音楽を聞いて過ごすのが、肩にかかる負担が減る楽な過ごし方です。。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
肩が痛む時にはハンモックで寝る姿勢になろう
- ダイエット説明
更年期の女性は心身ともに変化し、ホルモンバランスの変化が起こるため体重オーバーになりやすいです。国内のある研究では、40歳以上87歳までの働く女性282人の調査を行いました(市位恵子:更年期と加齢のヘルスケア.13:185-187,2014)。その結果、プログラム実施前には、週2回以上朝ごはんを抜いている女性は27%であり、午後昼ごはん以外に甘い物を食べる習慣のある女性は88%もいました。忙しくて充分な運動のできない人ほど朝ご飯をしっかり食べたることが体重を増やさない秘訣だと考えます。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝